「花束やフラワーギフトのオーダーの仕方を詳しく解説」
普段から花に親しんでいる方であれば、花を贈るという選択肢も自然と思い浮かぶかもし れません。
しかし、そうでない方にとって花屋に入店するハードル、そしてどうオーダー して良いか分からないという二重のハードルが設けられていると思います。
ここでは、まず花屋でどうオーダーして良いかの内容をお伝えしていきます。
イメージ通りのオーダーで相手の方に喜んで頂ければ、花を贈る楽しみも感じて頂けるかと思います。
目次
◆どんなタイプの形状をオーダーするか決める
◆色味を決める
◆予算の中で重視するポイントを決める
◆どんなタイプの形状をオーダーするか決める
フラワーギフトには大きく分けると3つあります。
まずはこの形状を相手の好みや用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
①アレンジメント
バスケットや鉢の器に花を挿すタイプです。
この形状を選ぶメリットとしては、受け取る方に花瓶を用意してもらう必要がない点です。
普段受け取る方が花と親しんでいるか分からない状態で相手の情報が少ない時には受け取った後の手間が掛からないという意味でも選びやすいと思います。
デメリットとして は、直接手渡す際には嵩張るなどの問題があります。
また渡す時のシチュエーションも大 切にしたいという場合にアレンジメントは不向きです。
例えばプロポーズの際をイメージ してもらうとわかりやすいですが、
アレンジメントでプロポーズだと、どうしてもスマートさに欠けます。
どの場面でプレゼントするかも考慮しましょう。
②花束
一番ポピュラーな形状でイメージしやすいでしょう。
シチュエーションを選ばずどんなシーンでも喜ばれるかと思います。
逆にデメリットでいうと、持ち帰った後に、花瓶に移す 手間や、毎日水換えが必要となる等、手をかける必要が出てきます。
とはいえ、その一手 間が花束をもらった余韻にも繋がり、長く楽しんで頂ける要素ともなり得ます。
③リース
クリスマスの際によく見かけると思います。
壁に掛ける事が出来、インテリアとしての用 途としても人気です。
元々花は実用性が無く、気持ちや感情を伝える為のものですが、
その中でも壁に飾る事ができるリースは実用性があるとも言えます。
その分ご自身用に購入 される方も多い為、ご自宅とのインテリアとの兼ね合いも考える必要がある事でギフトとなると、ややハードルは高いかもしれません。
◆色味を決める
花は刻一刻と市場で出回る種類が変わる為、逆に花の種類を指定されると制作の難易度 が上がります。
何故なら指定された花材が必要なタイミングで市場にない事もあるからです。
そういった意味では逆に具体的過ぎず、色味の指定だけで留めておく方が旬の花を使ってくれたり、他の花とのバランスも考えながら花を選定してくれます。
お任せする余白も残してあげる方が良いものができるでしょう。
◆予算の中で重視するポイントを決める
予算の中でも重視するポイントが違うだけで出来栄えも異なってきます。
予算が上がると必然的にボリュームが出ると思うかもしれませんが、そうではありません。
端的にいうとデザイン性を優先するかボリュームを優先するかで完成品は異なってきます。
例えばボリュームを優先した場合は一本でも存在感のある花を多めにチョイスする事で、 ボリュームを担保します。
反対にデザイン性を重視する場合は、花の種類を数多く入れてもらう、
珍しい花を入れてもらう等、花の選択が変わってきます。
ボリュームだけを重視 するのでなく、デザイン性を重視する選択肢も頭の片隅に入れておくと良いと思います。
大枠の部分を纏めましたが、上記の内容を伝えるだけでも充分花屋さんとコミュニケーシ ョンは取れるはずです。
花を贈った事がない、贈りたいけどどう注文して良いか分からないという方は参考にして みてください。
RICCAはオーダーメイドの花屋です。送り主とフローリストの対話の記録を手紙に纏め、花束と併せて贈ります。
なぜこの花束になったかを伝える為です。
また、絵画をアフターブーケとして残す事が可能です。
プロポーズや記念日、お悔やみ等様々なライフイベントにご利用いただけます。
お気軽にご相談ください。
記事制作者 大脇 勇人
profile
大学で美術デザインを学び、芸術療法に関心を持つ。
卒業後、冠婚葬祭の花屋を経て、宝飾品ブランドに勤務。
嗜好品を求める行為を通して、社会の課題やの個人の心理について考究する。
その後は障害福祉事業所へ入職しながら、「聴く」事について探求。
オーダーメイドの花屋 R I C C A を始める。
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